ぽー&きぃ

peau.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2018年 03月 09日

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)


3月3日、かつらお動物見守り隊のぽこさんの給餌活動に同行しました。
今回も葛尾村&浪江町の給餌で、まず浪江町からスタート。
この日は驚くほど嬉しいぽかぽか陽気で
浪江町では紅白の梅が咲いていました。
あ、オオイヌノフグリも福寿草も♪

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16372360.jpg
▲まずEさんのポイントから
監視カメラを外し、パソコンにデータを取り込んでいるところ。
ここに来ていた3匹の猫さんのうち、つい最近2匹が保護されたそうです!☆


葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16412040.jpg
▲そこに犬の散歩の方が通りかかられました。
「野生動物が来てしまうんだよな…」
と最初良い顔をされませんでしたが、
さすがのぽこさん。積極的に話しかけて
残る1匹の保護が終わったら撤収しますから
としっかり事情を説明。

***********************
(追記)
↑この残る1匹、まろ模様の子ですが、
3月8日に保護出来たようです!
かつらお動物見守り隊と連携して活動されてる
埼玉のみやさんのブログ記事に
そのことがアップされていました!!


でも、新たにアメショー柄のキジシロの子が来てるようで
まだ撤収出来ませんね。
***********************


次第にスムーズにコミュニケーションが取れて、
いろいろお伺いをすることが出来ました。
この方は準備宿泊の段階の一昨年11月から
ご夫妻で浪江町に戻られてるとのこと。
家族は他にこの柴犬の「さくら」ちゃんと、
保健所から貰い受けた1匹の猫さんだそうです^^

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16183107.jpg
▲少々気が小さい「さくら」ちゃん^^

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16183777.jpg
▲大堀幼稚園のO田式給餌器
フードを食べた痕跡がまったくありません。

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16373185.jpg
▲一方、町営住宅のO田式給餌器の中はすっかり食べ尽くされていました。
給餌器の入口をギリギリ小さくしてあるのにです。
猫だけでなくアライグマでしょうか。

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16190408.jpg
▲浪江町のポイント8箇所をまわり、葛尾村に向かおうとしてたら…
通りかかった浪江町地域スポーツセンターでなにやら人の姿が沢山!
おまけに「なみえ焼きそば」の車がありました!♪
急遽、吸い寄せられるように駐車場に(笑)
写真を撮り忘れたけれど、駐車場には車がギッシリでした!

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16192236.jpg
▲時刻は午後1時過ぎ。まずは「なみえ焼きそば」でお昼です^^
(う〜〜ん、冷めてて少々残念なお味^^;)
無料の蛤に似た貝汁(貝の名前を忘れました^^;)がふるまわれていて
これは美味しかったです^^


葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16553989.jpg
葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16193756.jpg
▲スポーツセンターの中では
「浪江町芸能祭」が始まろうとしていて
会場の席はかなりの人で埋まっていました。
私たちは葛尾村の給餌があったので席に座ることなく会場を出ましたが。

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16553276.jpg
▲今回はいつもの給餌とは逆のコースなので
葛尾村が近くなって、まずは都路のコータローにご挨拶。
いつものように缶詰とおやつをしっかり食べました^^

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16195649.jpg
▲元ウルトラ警備隊の詰所
給餌箱の隣はダミーの捕獲器です。
捕獲が必要な時に備えて、これで捕獲器に慣れて貰うのです。

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16374468.jpg
▲M・Kさんのポイント
前日の強風でスタンド式の給餌器が倒れていました。
たまたまMさんの奥さまが戻られていて、
お家の中でコーヒーをご馳走になりました。

広くて大きくて、野生動物にもまったく荒らされていない綺麗なお宅でした。
でも、三春に新たに家を建てられたそう。
「これで良かったのかなと今でも迷いがあります…」
と心のうちを漏らされたり、日頃の思いを仰ったり。

ぽこさん、このようなお話の機会をとても大事にされています。

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16552358.jpg
▲Fさんのポイント

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16203528.jpg
▲屋根裏にもフードを。

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16204404.jpg
▲M木材店のマリちゃん
コロコロと少し太って、こちらの姿を見るなり
寝床から走って出てきました^^

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16551563.jpg

葛尾村&浪江町の給餌同行 #2 (追記有り 3/10)_c0009934_16205551.jpg
▲Y・MさんのとらじのところやNさん宅は端折り、
7箇所のポイントをまわって、この日の給餌終了。

今回はこれまで何度も見てきた猫さんたちにはまったく会えなかったけれど
葛尾の各ポイントやその近くで4匹の猫さんを見ました。
この茶白の子は望遠ズームで撮って確認をしたら耳カットが入ってました。
どの子もコロコロに太ってましたから、ご飯は食べられているようです。


震災から7年。また3月11日が近づいています。
毎年この時期になるとにわかに震災関連のTV番組や新聞記事が多くなります。
でも… 被災者は毎日、常に被災と向き合って暮らしているわけです。
この時期に関係なく、ローカルだけでなく
もっともっと広く継続的に震災関連を取り上げ伝えて欲しい、
忘れないでいて欲しい、風化させないで欲しい、
そう強く思います。





by peau0320 | 2018-03-09 20:28 | 被災地給餌同行


<< 2018年春 さくら      猫たち #14 >>