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2014年 12月 10日

除染

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8月19日の除染説明会以来、音も沙汰もなかった除染。
一昨日、漸く敷地内線量測定の業者さんが来てくれた。
留守をしていなくて良かった。

測定機器は日立ALOKA(空間線量測定と表面汚染測定の二種)のサーベイメーター。
空間線量で一番高いのはやはり雨樋排出口で0.69μSv/hだった。
また空間線量はさほど高くなかった玄関アプローチの石段脇が
表面汚染の数値としては一番高かったのが意外だった。
業者さんたちはどういう場所の数値が一番高いかをよくご存知だ。

そして我が家の空間線量測定機器は購入以来(2011年7月)
校正に出していないので、信頼出来るかどうかが多少不安だったけれど
業者さんの機器とほぼ同じ数値を表示したので、その点安心した。
(我が家の機器の方が0.01〜0,02の差で低く表示)

因みにこの機器、
東電が自主的除染にかかった費用の賠償に応じるとの報道があり、
申請書を取り寄せ、領収書を添付して提出した。
結果、購入費用14万余りのうちの10万が物品購入費として賠償された。
削られた4万余りは、必要かつ合理的と認められる範囲を超える部分なのだという。
納得がいかなかったけれど、面倒で同意した。

そもそも申請書の記入自体も、
複数の冊子になっている解説書などを読まねばならず、とても面倒だった。
あれでは高齢者だったら申請自体を諦めてしまうかもしれない。

業者さんが持っていた近辺の区画図を見たら
空き家になっている我が家の両隣は除染に同意していない。
そして裏は除染対象外の用水路と耕作放棄地。
我が家の敷地の除染は、多分気分的な効果しかないだろうなと思う。
勿論それでもやってもらいますけどね。





by peau0320 | 2014-12-10 20:03


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