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2020年 12月 20日

葛尾村&浪江町給餌同行 #16


2020年12月14日、
久々にかつらお動物見守り隊ぽこさんの原発被災地への給餌活動に同行しました。
葛尾村に向かう途中、予報通り雪が散らつき始めて寒い1日でした。

まずはいつものように現在は撤退している三春の某動物保護団体のシェルター敷地に。
残されている犬のマッチはすごい勢いでおやつを飲み込んでくれました(笑)
マッチの元気な様子に安心して、葛尾村に向かいます。

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▲風越のポイント
雪が僅かに吹雪いています。
いただいた支援のフードに感謝しつつの給餌です。


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▲M.Kさんのポイント
多分私達の車の音を聞きつけてでしょうか、
いつもの白黒猫さんがすぐに現れました^^
小柄だけどコロコロと丸い可愛い子です。


▼猫パラ(ダイス)1のポイント
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長く使わせて下さってきた旧牛小屋が遂に解体されつつあります。

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でも、その牛小屋の代わりに新しい車庫の一角に給餌箱を置かせて下さっています。

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▲K田さんのポイント
K田さんの車はなくて、多分諦めて帰りかけていたこの猫さん、
私達の車に気づいて慌ててトコトコと小走りで戻ってきました!^^
こちらがウエットをお皿に用意している間、身を隠すことなく
少し離れた正面で正座して待つのです。可愛いったらありゃしません^^
K田さんがいつも優しくご飯を下さってるおかげ。


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▲Fさんのポイント
栖の会のたけさんによって捕獲器が置かれています。但し、
捕獲器はダミーで、慣れてもらう為に餌を入れて
扉が閉まらないようにセットされています。

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▲県道50号線と国道114号線の交差点にあるモニタリングポスト
数値は3.188μSv/h。少し下がっています。

葛尾村から浪江町に移動。
なんだか急に景色が明るく感じられました^^
実際、気温も葛尾より遥かに暖か。

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 ▲大堀のいつものポイント近くのお寺
境内の小屋の中(上方)に給餌箱を設置させて下さっています。
小屋の脇にはダミーの捕獲器も。



赤間さんの第二シェルター
浪江で給餌保護活動をされてる赤間さんに支援のフードをお届け。
ここには8頭の犬さんが保護されています。
赤間さんやボランティアさんが可愛がって下さってるから
みんなメチャクチャ人に慣れていて可愛い子ばかりです^^
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秋田犬の親子、小町(右)と紬(左)

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ビビリン坊のカフェ^^

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ハスキー犬のロス
体は大きいけれど、おやつをあげてもお口が優しくて
こちらの指を噛まずに感心するくらい上手に食べてくれます^^

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仲良しのレオ(左)とベル(右)

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ごめん!名前がわからない^^;
この子だけドッグランにいました。
以前は警戒されたけど、今回はフェンスに体を擦り付けて
しきりに撫でてちょうだいポーズをしてくれました^^

名前、ミーナだそうです。可愛い名前🎶

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この子の名前も??^^;
警戒されたけど、ビビリなだけで
おやつは歓迎してくれました^^

名前、コニーだそうです。カッコいい名前^_^

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ぽこさんとロス^^

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小町と紬のオシッコを洗ってくれてるぽこさん。


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▲道の駅なみえ
この日の昼食はここで。うっかりと写真撮り忘れ^^;
平日限定の週替りオススメメニューにしました。


食後、この日の最後のポイントTさんちに回り給餌は完了!
双葉町を通っての帰り道、思いついて双葉駅に寄りました。
つい先日、TVで双葉駅前の壁画アートが取り上げられていたのです。
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双葉から避難をして東京で暮らす方が
アムステルダムの造船跡地が
アートで人が集まる場所に生まれ変わったことを知って
双葉もアートで再生したい、
町の再生の口火を切りたい、と始めたプロジェクトなんだそうです^^
中高生らに愛されたファストフード店「ペンギン」の店長さんがモデル。
人気メニューだったドーナツの穴から未来を見つめているのだそう。

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駅前にいた警備員のおじさんの話では
右の青年は左の子供が大きくなった姿なのだとか
この先どんどんこのウォールペイントが増えますように!^^

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駅前にはカーシェアリングサービスの車が2台ありました。
ここには公共交通機関のバスもなければタクシーもゼロ。
事前にクレジットカードと免許証を用意してネットで登録しておけば利用可だそうです。

そして、最後は都路のボランティアMさん
(都路の元食堂の軒先に残された犬のコータローのお世話をして下さった方です。)
のお宅に回り、支援のフードやタオル類をお渡ししました。

久々の給餌同行でしたが、
三春のマッチ、葛尾村の白黒猫さんと茶トラ猫さん、
そして浪江町では赤間さんシェルターでの犬さん達に会えて、嬉しい一日でした^^
家を一日留守にすることに不安が日々大きくなっているのですが
気持ちをリフレッシュさせることが出来ました^^






# by peau0320 | 2020-12-20 19:50 | 被災地給餌同行
2020年 08月 29日

葛尾村&浪江町給餌同行 #15


先日8月25日、ほぼ5ヶ月ぶりに
かつらお動物見守り隊ぽこさんの原発被災地での給餌活動に同行しました。
私も70代に突入し、コロナ感染にはリスクの高い高齢者。
密な長距離同乗による給餌同行を避けてきました。
今回しっかりマスクをして、早めの帰宅をお願いしての久々の給餌同行。
コロナ禍でずっと何処にも遠出しないこの数ヶ月だったし、
夏の終わりを感じさせる風がとても爽やかで、良い一日でした^^


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▲マッチとも久しぶり!
覚えてくれていたのか、おやつを期待してか、可愛い顔して大喜びで元気に(落ち着きなく)迎えてくれました^^
この暑さの中、マッチのスペースはちゃんと簾が施されてました^^

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▲三春から葛尾村に向かう途中、事故に遭った猫(たぬき?)を見つけたぽこさん、
いつものようにすぐに車を停めて…

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▲道路端のガードレールの外側に遺骸を移してくれました。
こういうこと、ほんとに誰にでも出来ることではないと、やわな私はひたすら頭が下がるばかり。
ぽこさんにとってはごく当たり前の行動のようで、あのままにしておくのは可哀想でしょと言います。

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▲風越のポイント

の代表が中心となって立ち上げたプロジェクトで、先だってクラウドファンディングに挑戦し成立しました!
そのプロジェクトの活動の一環として葛尾村の其々のポイントで捕獲噐をセットし、既にTNRが始まってます。
ただ、ここのところ猛暑が続いているので中に入る動物の安全の為に、この日はダミーだけです。
つまり、捕獲器に慣れて貰う目的で、中にウエットを入れて扉は閉まらないようにしてあります。

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▲風越のポイントの近く。
先だって栖さんが4匹の子猫を保護したお宅。
残る白猫さんは男の子だし手術はしなくていいからと家主さん。
栖さんに伝えてみます…とぽこさん返答していました。

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▲葛尾村から浪江町に向かう登館峠のゲート(国道114号線)に他のボラさんがセットしたセンサーカメラのチェックです。

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▲この先、通行できるのは四輪のみ。

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▲センサーカメラは残念なことに正しくセットされていなくて何も写っていなかったけれど、ゲートの監視員さんの話によると4匹の猫を見るとか。

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▲いつもの国道114号線と県道50号線の交差点にあるモニタリングポスト。
この日の数値は3,569μSv/h。

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▲浪江町に入ると、そちこちにイノシシの箱わなが設置されてました。
私たちの気配を感じて箱わなの中で大暴れを始めたイノシシの子供達。
同じ命だと思うと、とても悲しく複雑な気持ちになります。

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▲浪江町の町営住宅
あまりに酷い鳥(カラス?)の糞! こんなに汚れてるのを見るのは初めてです。

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▲ぽこさん、フードの空袋を手早くハサミで切って、給餌箱の口に取り付けました。
キラキラ光るものによる応急のカラス除けです。

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▲この日のお昼は「まち・なみ・まるしぇ」のレストランで、私は鶏の唐揚げ定食。
8月初めにオープンした近くの道の駅は、従業員にコロナ感染者が出て現在休業中。
昨年お向かいにイオンスーパーが出来て、かなり影響を受けたと思われる「まち・なみ・まるしぇ」のレストラン。
道の駅はテナント料が高くて移ることが出来なかったとか。

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▲赤間さんの第一シェルター
赤間さんはお留守でした。

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▲優しい目をしてるねぇ^^

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▲貫禄十分!

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▲K田さんのポイント
シャムMIXとアビシニアンに似た毛並みのいつもの猫さんたちはいなかったけれど
作業中のK田さんに会えました。猫たちはいつも3匹いるとのこと。

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▲猫パラダイス1
ぽこさんがドライフードを準備してたら、待ちかねてごく近くまで近寄ってきたこの子達^^
こちらが近づくと少しは逃げるけど、それでもすぐに出て来て私たちが来た時だけ貰えるウエットに夢中!^^
こうして喜んで食べてる姿が見れると何より嬉しいです。2匹とも耳カットあり。


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▲夏湯のポイント
解体されたお宅の敷地に咲いてた花。アルストロメリアだそうです。
園芸種なので植えた花だろうとぽこさん。
この花、以前三春の某シェルターで亡くなった猫たちに買って来て添えたので印象に強く残ってます。

この日は葛尾村&浪江町全てのポイントの給餌を終え、ほぼ3時過ぎに帰途につくことが出来ました。
留守宅に色々懸念を抱えているので、いつもぽこさんには帰りを急がせて申し訳なく思ってます。
この給餌の翌日、フリーライターのぽこさんは関西に約二週間の取材旅行に出かけました。パワフルな方です^^


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▲前述の原発被災地の犬猫さんに関するクラウドファンディングで、
リターン品としてお送りする布小物作りを頼まれました。
ご存知の方には内容はかわり映えしませんが、
がま口は表は会津木綿ですが裏地に猫柄を使ってます。
ポーチは中に小さいポーチを組み合わせて入れ、親子ポーチとしました。
メッシュ生地のものはお財布系です。お薬手帳と診察券、銀行通帳とカードなどを入れてもO Kです^^



# by peau0320 | 2020-08-29 15:50 | 被災地給餌同行
2020年 04月 05日

葛尾村&浪江町給餌同行 #14



先日3月30日、
かつらお動物見守り隊のぽこさんの原発被災地給餌活動に同行しました。

前日は一日中雪が降り、この日も相当の寒さを覚悟して出かけました。
でも葛尾村はかなり雪が残っていたものの、風もなくて
もちろん浪江も穏やか。よい給餌日和でした。

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▲まずは三春のかつての某動物シェルターの敷地に残っているマッチにご挨拶。
私達が美味しいおやつをもってることをよくわかってるマッチ。
ブンブンとしっぽを振って大歓迎してくれました^^

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▲殆ど雪のない冬を過ごしてきたので、こんな積雪を見るのは久々です。



▼雪があると来てる猫など動物の足跡が確認出来ます。
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(K田さんのポイント。いつものシャムMIXの姿が見えて消えました。)


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▲家老川のY.Mさん
トラジは相変わらずチュールを沢山貰って溺愛されてる様子です。
今回もおいしいお茶とあんこ餅などをご馳走になりました^^


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▲高齢のNさん宅
ポチもモモも、そしてご主人もお元気でした。
でもモモがしっかり太ってました^^;


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▲国道114号線と県道50号線との交差点
モニタリングポストの数値が雪の所為かいつもよりかなり下がってました。
因みに前回は(といっても昨年8月ですが、3.950μSv/hでした。)



赤間さんのシェルターに支援の給餌用のフードを運び込みました。
首都圏からのかつらお動物見守り隊のボラさんに使ってもらえるようにです。
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▲左から秋田犬の紬と小町、 そしてビビりん坊のカフェ^^

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▲おしっこで濡れた新聞紙を手早く取り換えてくれてるぽこさん。


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▲レオ(左)とベル(右)


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▲ハスキー犬のロス



赤間さんシェルターに保護されてる犬さんたちのことが詳しく書かれています。
  ⇩
無人だった原発被災地で、壮絶なサバイバルを経験した犬たち

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▲この日のお昼は浪江のhana cafeで。
建物の右奥に犬さんが♪

 
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▲このカフェの名前の由来となった柴犬のhanaちゃん^^

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▲この日のランチは豚肉の生姜焼き定食。
プラス200円で日替わりデザート(バスク風チーズケーキ)をつけて1,250円。
生姜焼きもケーキも美味しかったです^^


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▲いつも給餌台が倒されてるTさんのポイント
給餌台は野生動物が届かないよう高い位置に。
そして手前に猫が登れるように金網を巻いた板切れが取り付けてありました!
good ideaですね!☆


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▲この庭だけでなく近辺そちこちに侘助が咲いていました♪







▼葛尾村と浪江のすべてのポイントの給餌を終えた後、
ぽこさんが震災後不通になっていた浪江駅と富岡駅の間の3つの駅を案内してくれました。
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▲まず新しく建てられた双葉駅です。
3月14日の常磐線全線開通にともない
3月4日に双葉駅周辺などが一部避難指示解除となりました。
無理くりオリンピック開催に合わせてのものだったと思います。


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▲駅のモニタリングポストは0.294μSv/hを示しています。
除染の目安は1時間当たり0.23マイクロシーベルトの筈です。
(因みに郡山市内の我が家の近くのモニタリングポストの値は現在0.12位です。)
住民の帰還は2年後の春を目指してるとのことなので
それまでに更に除染を重ねるのでしょうか。


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▲双葉駅周辺を歩くと2011年3月の震災当時のままです。
ずっと帰還困難区域で人が入れていなかったのですから当然ですが異様な光景です。

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▲時計は地震の時刻をさしたまま。

全く手つかずの街中は聖火リレーのコースから外されているようで
福島の光と影の両方を見せると常々言っていたのはどうなったのかと
記者に詰問された福島県知事。
どこかの国の首相とおなじく真正面からその質問に答えることはありませんでした。

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▲次に大野駅 駅舎はリニューアルされたようです。
3月5日に駅周辺の避難指示の一部が解除されました。
駅西口のすぐ向かい側には立ち入ってはならぬのゲート。

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▲駅から続く道路脇もすべてゲートが設置されてます。
つまり道路しか解除されていないわけです。

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▲ちょうど常磐線の列車が大野駅に入ってきました。
立派な駅舎とホームですが、乗った人は1名、降りた人は4名でした。


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▲夜ノ森駅です。

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▲この駅前も道路のみの解除。周りはゲートで立ち入れないでいます。
つまりまだ解除されていません。
こんな駅前の光景、日本で他にあるでしょうか。




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▲夜ノ森の2.2キロの桜並木は
3年前に解除された部分とあわせて860メートルが自由に通れるようになったようです。
いずれにしても、残念ながらまだ咲き始めで満開の桜のトンネルには出会えませんでした。




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▲ウィルス対策としてはどうなのかと作るのを躊躇っていたのですが
チャリティーグッズ関連でお世話になってる方から背中を押されて、二月末から作り始めました。
そうしたら、市販のものよりつけ心地に関してはずっと良くて驚きました。

で、私の場合、マスクは印象としても清潔感がなにより大事と考えるので柄物には手を出しません。
白です。あ、水色もいいですね^^

また立体タイプよりプリーツタイプの方が、お喋りをしてもずり落ちがなく断然具合が良いです。
プリーツタイプにはノーズワイヤーを入れています。









# by peau0320 | 2020-04-05 23:00 | 被災地給餌同行
2019年 12月 17日

葛尾村給餌同行 #11


先日の12月14日(土)、かつらお動物見守り隊のぽこさんの給仕活動に同行しました。
ぽこさんの体調不良などもあり、私の給餌同行は約4ヶ月ぶりでした。
この日は葛尾村のみの給餌だったので時間的に余裕があり、それぞれのポイントで急ぐことなくゆとりを持って給餌できました。



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▲三春のシェルターに残っているマッチにも久々にご挨拶^^
最初少々険しいというか怪訝な表情だったけど、おやつですぐに優しい顔になりました。
いつもながらマッチの小屋の周りはとても綺麗に整頓され掃除されてました^^


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▲風越のポイント
この給餌台に猫がいるのを見るのは私は初めて。
連携メンバーはここで白黒猫さんの親子4匹をセンサーカメラで確認されました。
このことがきっかけで今月初旬、NPO法人栖の会かつらお動物見守り隊の共同TNRが行われたそうです。

↓かつらお動物見守り隊のブログ記事です。栖の会の記事もリンクされてます。
是非お読み下さい。
2019年12月4日(水)、葛尾村の猫たち、T.N.R(不妊手術)です

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▲風越のポイントで寝床の置き場所を検討中のぽこさん。


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▲風越のポイントから1kmほどのところに連携メンバーさんが見つけた猫だまり。
みんなものすごく懐っこい子ばかりです^^
TNRは手術数に限りがあったので、ここからは女の子優先で手術をされたようです。


今回手術できなかった子も、今後、栖の会で保護して手術して下さるそうです。その後は里親探しも。

猫たちにご飯やおやつをあげている間、ぽこさんは猫たちの寝床の設置などに動き回ってました。単にTNRをするだけでなく、当然その後のケアが続くわけです。

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▲車に乗り込んで焼きかつおの空袋を目当てにゴミ袋に顔を突っ込むお母さん猫^^


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▲M木材店のマリちゃん すごい久しぶり!!^^
調子を崩したので、飼い主さんが避難先に連れて行ってたのですが、この日はおばあちゃんと帰ってきてました。
最初寝床でキョトンとしてたけど、すぐに思い出してくれて寝床から飛び出してきました^^
とても元気だったけど足元は少しヨタヨタ。マリちゃんも14歳だとかで無理もないかな…。
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▲家老川のY.Mさんちのトラジ
すっかりMさんちのお坊っちゃまで、コロッコロです^^

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▲Mさんはいつも色々と申し訳なくなるほどご馳走を出して下さいます^^

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▲おこわのおにぎり、いか人参、大根の甘酢漬け、カリカリ梅、白菜漬けなどなど次々と美味しいものが並んで^^ 大根の甘酢漬けが特に絶品!
帰りには大量の白菜(オレンジ色の)と大根、それから甘酢漬けを持たせて下さいました^^

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▲高齢のN條さん宅
身体のあちこち赤く剥げていたポチの皮膚病は治っていました^^
ご主人もお元気そうで良かった^^

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▲毛を丸刈りにされて子犬のようだったモモもすっかり元通りに^^
二頭ともとても元気でした。

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▲三春のシェルターでかつてボランティアをして下さってたM.Sさん宅
猫のかつお君は腎不全(?)で体調を崩し、別猫のように痩せてしまったとかで、避難先に連れて行ってるのかかつお君も不在でした。
でも別のキジトラの猫さん(女の子かな?)が1匹いました。(カメラ間に合わず^^;)
この犬さんはマック。震災直後からボラをされてたぽこさん達にはお馴染みの犬さんだけど私はお初。この子もかなり高齢のよう。

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▲手先の器用なM.Sさんが作られた素敵なマックのお家です^^


この日は風もなく穏やかで、画像はないけれど、他に夏湯のポイント、猫パラ(ダイス)1、M.Kさん、K田さん、F井さんのポイントなどすべて回りました。
どこのポイントもドライフードは余り減っていなかったようです。
K田さんのポイントでは久々にシャムMIXの子だけいました。お腹がかなり空いてたようでウエットを次々と平らげました。

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▲約2年ぶりの「カフェ嵐が丘
着いたのが午後2時過ぎだったのでランチは終わってました。
この日のランチはタンシチューだったようで、あ〜〜残念!!

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▲ケーキセットをオーダーしたら、
サフランライスと粕漬けもサービスして下さいました^^
ケーキは食用ほおづきのジュレを使ったレアチーズケーキ。食用ほおづきを食べるのは初めてで超美味でした!!

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▲コータローがいた都路の旧食堂の店先。
小屋が片付けられて寂しい光景となりました。
コータローは11月に地元ボランティアのMさんに看取られて亡くなりました。


あの暑かった夏も頑張ってくれたコータローでしたが、年齢も16歳、長生きした方かもしれません。
Mさん以外触ることの出来ない子だったけど、でも間近でおやつやウエットを上げれるほど馴染みになれて、私にとってもすごく愛おしいコーちゃんでした(涙)


この後、支援物資を届けにMさん宅に。
(Mさんは自宅に犬さん4頭、猫さんも20匹以上保護されています。)
コータローがいなくなってすっかり気が抜けてしまい、まだ時間の配分がよく定まらない…と仰っていました。


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▲この日、ぽこさんが別れ際にクリスマスプレゼントを下さいました^^
長靴の中には可愛いチョコボール♪
以前から話には聞いていたのですが、こんなに可愛いチョコボールだったとは^^ この小ささ、このアイディア(袋の中に直径1cmほどのチョコボールが2個入っています。)がいいです。

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▲ここのところ、会津木綿で小さながま口を作って犬猫譲渡会でのチャリティーに出しているのですが、どうも売れゆきが良くないようです^^;
このチョコボールをがま口の中におまけで入れてみたら売れるかしら^^




# by peau0320 | 2019-12-17 20:00 | 被災地給餌同行
2019年 08月 15日

葛尾村&浪江町の給餌同行 #13


8月8日、かつらお動物見守り隊ぽこさんの原発被災地給餌活動に同行しました。
連日の酷暑。この日もハンパなく暑い一日でした。


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▲今回のトップ画像は田村市都路の食堂の入り口に残されてるコータロー。
飼い主は殆ど来ることがなく、地元ボランティアMさんがいつもお世話下さっています。


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▲三春の元動物シェルターに残されてるマッチ。
元スタッフさんが今もお世話を続けて下さってます。
おやつをあげ過ぎちゃいけないと思いつつ、
ついついマッチの可愛いお顔や仕種にほだされてあげてしまいます😆


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▲風越のポイント
キンキンに冷たい井戸水なので暑さが吹き飛びます!


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▲長く積み上げられて緑の遮水シートで覆われていた除染土壌の入ったフレコンバッグですが、
緑のシートが外されてます… この仮置場から移そうとしているのでしょうか?


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▲家老川のY.Mさん宅
よく手入れされた花々がたくさんあるこのお宅。
トルコ桔梗(?)に日除けの傘が^^
トラジは暑い屋外にはいません。

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▲エアコンのよく効いた室内でチュールを連続4本も平らげたトラジ!!
4本はいくらなんでもね…^^;
チュールさえ食べない食欲ゲキ落ちの我が家の猫(しぃ)からすれば、
羨ましいほど元気で食欲旺盛なトラジです^^

先日「お前はいつもタダ飯を食べてるね〜。」とMさんが言ったら
翌朝、玄関先にお土産が置いてあったそうです🤣


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▲猫パラ(ダイス)1
先月基礎工事が行われてた母屋。こんなに工事が進んでました。
向かって右側は車庫と物置かも。

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▲高齢のN條さん宅
ご夫婦はお留守でしたが、モモとポチが元気に迎えてくれました^^

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▲ポチ
あちこちの毛が禿げて皮膚が赤くなってる…

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▲皮膚病? シッポの一部も赤くなってる…


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▲Fさんのポイント
ここまでの小径は綺麗に草が刈られていたけど、ここは手付かずです。

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▲国道114号線と県道50号線の交差点にあるモニタリングポスト
線量が上がってます… ずっと雨が降らなくて乾燥してるから??



▼浪江に移動して赤間さんの自宅(第一シェルター)に。
ぽこさんがお借りしていた捕獲器返却の為です。
(ぽこさんのアルバイト先での猫の親子保護に使用したそうです。)

赤間さんが保護されてる猫さんは現在60匹余り。
玄関を入ってすぐの室内には22匹が争うこともなくまったりと過ごしてます^^
可愛いくて、懐っこくて、中にはゴージャスな子もいて楽しい空間です^^
みんな里親さん募集中ですよ!!

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▲この2匹は姉妹猫
まだ1歳未満の若い猫さんです^^


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▲この子はかなり高齢のようです。

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▲凛々しくて姿の美しいアビシニアン
この子は預かりなので里親募集はしていないそうです。



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▲ハナちゃん、笑ってます^^

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▲7/12に浪江町の中心地にイオンスーパーがオープン。
工事関係者のお客さんが多いからかお弁当類が随分充実してました。
近くの食堂は少なからず影響を受けてるかも。

買ったお弁当を食べるスペースも充実。
Y.Mさんから頂いた紫蘇ジュースと共にお昼です^^
(この紫蘇ジュース、昨年も頂いたのだけれど堪らなく美味しいのです!)

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▲Tさんのポイント
避難先から田畑の手入れに戻っておられたTさんと久々にお会いしました^^

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▲大堀中学校のポイント



▼各ポイントの給餌を終えて、
かつらお動物見守り隊の給餌用フードを置かせて頂きに赤間さん第二シェルターに。
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▲千葉県銚子市の大学生(危機管理学部だそう。)が先生の引率で来ていました。
将来は動物看護師を目指しているとか。
犬さんたち、ブラッシングをして貰って嬉しそうでした^^


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▲浪江からの帰り道、一時的に土砂降りに遭いました。
コータローは元気にMさんと散歩から戻ってきたところ。
この暑さの中、まだまだ頑張ってるコータローに会えて安心しました^^

Mさんによると、コータローは目も白く濁って見えずらくなってるし
耳も遠くなっていて、大きな音に驚いて反応するということも少なくなってるようです。


猛暑、酷暑で、どの給餌ポイントでも猫の姿はまったくありませんでした。
夜、涼しくなってから出てくるのかな。
とはいえ、ここのところ、夜も気温はさほど下がりませんが^^;





# by peau0320 | 2019-08-15 20:30