ぽー&きぃ

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2011年 04月 20日

学校の放射線量、暫定安全基準が公表されましたが・・・

17日に猫たちを連れて私だけ新幹線で郡山に戻りました。
一ヶ月ぶりの郡山。自宅近辺は何処も瓦屋根はブルーシートを
被ったままで手付かず。業者がまだ入らないようです。
勿論我が家の外壁内壁の亀裂や窓の歪みもそのままです。
まだ余震のあるうちは直したくないです。

この一ヶ月、体というより頭を使い過ぎて、さすがに
精神的な疲れが溜まっていました。
で、自宅に戻ってからは結構脱力気味だったのですが、
一応こういう記事なども読み、かなり頭を冷やしていました。
放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」 八代嘉美

ところが昨夜のニュース。
福島県外の方には少し遠い話かもしれませんが、
私にはやはり聞き流すこと、見過ごすことが出来ません。

年20ミリシーベルト未満は通常通り=福島の13校、
屋外活動制限-学校の安全基準


学校の放射線量、暫定基準を公表 文科省

そもそも子供に対して、年間に浴びる放射線量の安全基準を
大人と同じ20ミリシーベルトとしたことも納得いかないし、
(法で定められているのが1ミリシーベルト/年であるにもかかわらずです。)
1時間当たり3.8マイクロシーベルト未満の学校は、
通常通りの活動を認めるなんて、本当にいいのでしょうか?

この1時間当たり3.8マイクロシーベルトという数値は
「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)どころか
「放射線業務従事者許容値」(2.3マイクロシーベルト/時以内)をも
超えています。

もしかしたら自分は過敏に反応し過ぎなのかもしれません。
でもいくら緊急時だからと言って、
これまで基準として定められていた数値を
ここまで引き上げていいのでしょうか。

以前ご紹介した怜奈さんのブログにもこの件に関して記事が更新されてます。
【結論】子供の放射線量基準は年20か10ミリシーベルトか。
文部科学省の屋外活動・校庭利用の考え方


私の下手な説明より余程分かりやすいですし、引用先も
明示されていますので、是非お読み下さい。

それから日刊ベリタにも。
あなたはわが子を「放射線管理区域」におきたいか  
新学期の延長求め福島の市民団体が要望
 

先ほど市の教育委員会に電話をしました。
今回この3.8マイクロシーベルト以下であった学校も、
これまで通り校庭での活動はしないでいたただきたい、
国の通達をそのまま受け容れないでいただきたい、
それから集団登校も当分見合わせていただきたいと伝えました。

友人が、今後福島原発に更に大きな変化が起きた場合、
現在避難指示の出ていない県民は何処に避難をすべきか、
そのシュミレーションを明確に出して欲しいという要望を保安院に
電話して伝えたそうです。(保安院でいいのかな? 政府の原子力災害対策本部?)
電話を受けた保安員は尋ねても決して自分の名前を仰らなかったようです。

学校の放射線量、暫定安全基準が公表されましたが・・・_c0009934_135618.jpg



一ヶ月ぶりの我が家。庭は完全に黒猫さんの縄張りと化してました。
きぃは可哀相だけれど外に出せません。

by peau0320 | 2011-04-20 13:22


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