ぽー&きぃ

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2009年 03月 17日

台北へ ~九份~

九份は1989年に製作された侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の台湾映画、
「悲情城市」の舞台になったところです。台湾に行くことがあったら
是非九份に行きたいと長く思っていました。
ツアーは現地滞在2時間位で、それではゆっくり出来ないので
路線バスで行ってみました。
で、確かに言われているように随分観光地化されていましたが、
だからといってがっかりするということはなくて、
アーケード街や長く狭い石段の辺りなどそれなりに楽しめました。
但し、またも雨にはたたられましたが^^;

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九份のメインストリート、基山街。
趣きのあるアーケードになっていて、ぎっしりとお店が並んでました。

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芋圓のお店。圓は団子という意味だと思います。
タロイモと小麦粉を練り合わせたものとか。
想像通りの食感でした^^ 

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九份茶房。ここで食事をと思っていたのに
どういうわけかどんどんと奥に通され、裏の石段を降りて道路を渡って・・・

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「天空乃城」というお店に案内されました。
同じオーナーのお店のようです。
こちらの方が見晴らしが良いのですが、なんともはやお天気が悪い。
九份は年の半分は雨なのだそうです。

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残念ながらこの蒸し餃子は口に合いませんでした^^;

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ここのお店が「悲情城市」の舞台になったところだそうです。
う~~ん・・・ またあの映画を見てみよう。

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☆「悲情城市」☆
1945年の昭和天皇の玉音放送から始まり、
1949年に国民党が台北に遷都するまでの台湾の激動の時代を背景に
ある一家(父親と4人の息子)に起きた出来事を静かに淡々と追っています。
台湾の歴史にまるで疎かった私は(今もって疎いですが)
この時代を生きた台湾の人の悲しみをこの映画で初めて知りました。
でも難しくてなかなか理解できないことがたくさんあり、
なので既に三~四度は見ていますが、何度見ても新鮮です(笑)
カメラをぐっと後ろに引いて台詞もない長まわしが延々と続くのですが、
こういうのも割と好きです^^
それから音楽はS.E.N.Sが担当していて、これがまた心に染み入ります。

by peau0320 | 2009-03-17 00:29 |


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